アイリーンさん②

そんなわけでジムから外へ出てみると益々雨も強くなり、風も強くなり始め、不謹慎にもちょっとワクワクしたりなんかして初めてのハリケーンを待ってたんですね。

殆どの店がこのハリケーンに備えクローズしてる中、近所のスーパーは果敢にも開いていたのでちょっとのぞきにに行ったら、そりゃもう、今まで見た事のないようなとぐろを巻く長蛇の列。皆さん、一応「念の為」って事で色々買い込んでいましたわ。

他に買うものはないので、自宅に戻りおとなしくテレビでも見ようとつけてみると、そりゃ見事なまでにどのチャンネルもこのハリケーンの緊急特別放送になっていて、まあ、どのチャンネルも大体同じような事を言っているんし、あとはネットで情報収集。友達とメールし合い、お互い何を買っただ、あれを買っただの無駄な情報を交換(笑 予報によれば今夜半から明日の午前中にハリケーン直撃とか言ってるし、寝てる間だなー、どーなるんだろうなあと思いながらそのまま、就寝。

で。日曜の朝。
起きてみたらあまりの静けさで驚いた。
雨は降っているけど、豪雨って訳でもないし、風は吹いているけど、すげえ!って訳でもないし。あれ?本当にハリケーン、来た??とか思いテレビをつけてみると、どうも確かにハリケーンは来たらしい。が、たまたまだったのかそんなに酷い天候にならなかった(のかな?)多分。そんなわけで日曜日も時間が進むにつれて雨の勢いも弱くなってきた。結局寝ている間が一番、酷かった(んだろうな)と思う。

幸いにも自分の住んでいるエリアはそんなに酷い被害もなく、ハリケーンが通りすぎていったらしい。テレビでは何メートルもの大きな木がなぎ倒されて、電線が切られ、車に直撃した現場を映し出してる。他のチャンネルでは腰の高さまで水に浸かってしまった自宅とそれに成すすべもなく途方にくれている住人を映し出していた。レポーターはそんな酷い状況を淡々とレポートしていた。。。

結局ハリケーンは東海岸地域全体で30名近くの死者を出し、やっぱり大きな被害をもたらしながら熱帯低気圧へと姿を変え、NYエリアから去っていった。月曜日はどこまでも青い空が続く快晴。地下鉄もバスも普通に動き始め、街も活気が戻ってきた。でも、郊外とマンハッタンを結ぶ電車はまだ、運休したままだ。マンハッタンエリアは大きな問題もなくハリケーンは過ぎ去ったが、クイーンズ、ブルックリンなどではまだ電気が止まっている所もあり、道路も陥没してしまったり、折れた木々で道路がふさがっている所もあるという。やっぱりハリケーンは侮ってはいけないんだなあ。。とちょっと思う。

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