訴訟社会

アメリカはご存知の通りっていうか、言われてるように「訴訟大国」でございます。
もう、そりゃ「訴訟」した者勝ちっていう様な状態でございますね。なんでもかんでも裁判に持って行きたがるってなんでなんでしょうね。やっぱりお金欲しさって事なんでしょうか。

それにしても呆れる程「訴訟」騒動を起こすアメリカ国民。それってありえないだろ!って言いたくなる様な事に関しても訴訟しちゃうんですね。有名なのは「濡れた飼い猫を乾かそうと電子レンジをつかって乾かそうとしたら死んじゃった。猫を入れるなとは一言も書いていなかったじゃないか」で、訴訟を起こしたお方とか、「マクドナルドで買ったコーヒーが熱くて、車の運転中に膝元にこぼし火傷を負ってしまった。熱いとは書いていなかったじゃないか!」で訴訟を起こしたお方とか。。。

んー。なんて言うんでしょうか。ソレってぇ、常識で考えたらしないんじゃないの~とか、アンタの不注意じゃあねえの?とツッコミたくなるような事を平気で訴訟に持ち込んでしまうんですね。で、怖いのがそんな訴訟がまかり通って挙句の果てには勝っちゃったりします、これが。この国では。で、企業側が莫大なお金を払わなきゃいけなくなったりするんですね。企業側にしてみても「そりゃねえだろ!」って感じですけど、ハイ。あるんです。

で、今日、拾ったちょと笑った訴訟のニュース。
ニューヨークの男性がハンバーガーチェーンのWhite Castleを相手取り訴訟を起こしたんです。
あ、White Castleってのはですね、アメリカにあるバーガーチェーン店で、ちっちゃーい四角いバーガーが売り物のバーガー店なんですね。ドンだけ小さいかっていうとまあ、1つのバーガーが手のひらサイズ。マクドナルドとかに比べると、ほんとに小さいんですわ。味については。。。なんですけど。

コレ↓White Castleのウエブサイトです。参考の為。
http://www.whitecastle.com/food/menu

で、ですね、なんで男性がこの店を相手取り訴訟を起こしたかって言いますとですね、バーガーが小さすぎとか、コーヒーがぬるいとか、そんなんじゃありません。

男性は290パウンドの巨漢って事で、お店の固定されたテーブルと座席に体が大きすぎて座れない→本社に改善を求める手紙を出した(どうもそれも、何回も出したらしい)→返事には改善するとあった→何ヶ月たっても改善されない→その為、自分はまだ座れない→訴訟。



ぷ(笑。



すごいなー。そんな事で訴訟しちゃうんだ。例えば僕は体が大きすぎるから席とテーブルの間に入らないんだ。そうだ、痩せよう!とは思わないのかなあ。何も店内で座らなくたっていいでないか。会社がテーブルと椅子の広さを改定しなくたっていいでないか。。すごいなあー、ホントにそんな事で訴訟しちゃうんだねえ。。

ちなみに訴訟を起こしたからといってこのWhite Castleのミニバーガーを食べなくなったかというとそうではないらしいです、このお方。今では奥様が代わりに買いに行ってるんだそうです。。ははは。
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 2

うつぼ

お城に見立てたハンバーガー。(笑)
訴訟、、日本人から見たら本当にくっだらないことが多いですね。
以前、アメリカで働いていた親戚(店長)が、不採用の理由が障害や性差別、
年齢によるものと訴えられたことがありました。
PLのせいで読めないようなちっちゃい字で下らない注意書きが増えて
私自身(というか日本人全般だと思いますが)はイラッとしております。
by うつぼ (2011-09-25 12:08) 

デービッド

うつぼさん、こんばんは。アメリカってほんと、訴訟した者勝ちっていうような風潮ですね。石を投げれば弁護士に当たるって言われる位多いし。それにしてもご親戚の方も大変でしたね。。ここまで行くともうほとんど嫌がらの粋っていうんですか。トホホですな。
by デービッド (2011-09-26 12:02) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

スターバックス土曜の朝 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。